みなさん、こんにちはジュンボナペティです。
外出自粛の続くゴールデンウィーク、
皆さま、如何お過ごしでしょうか?
今回は読書でございます。
スピリチュアルに一見、何の関係もない「読書」ですが、
みなさん、本は読みますか?
本を読んだり、映画を観たりすると感情表現が豊かになります。
この感情表現って結構スピリチュアルにも影響があるのです。
たとえば、ネガティブな感情に襲われたとき、
「最悪」という表現しか出来ないと、
その「最悪」度合いがいつも一緒な訳です。
しかしもう少し、語彙を広めていくと、
「悪い夢でも見ているようだ」
「生きるか死ぬかの修羅場」ともいえる訳です。
ともに最悪な感情ですが、
伝わる感情は異なるかと。
自分の内面を覗いたときに出てくる感情をくみ取るときに、
より多くの表現を出来た方が、
感情レベルを細分化できるのです。
スピ廃人になって願望から目が離せない時、
少し小説でも読んで、願望を握りしめた手を少し緩めてみるのも如何でしょうか?
さて、
今回紹介したい本は
森見 登美彦 角川書店 四畳半神話大系
京都が舞台の作品です。
心がまっすぐに屈折した大学生の苦悩を描いた青春エンターテインメント作品。
京都を舞台に四畳半というノスタルジックな設定ではあるけれども、
パラレルワールドだったり、
無限な広がりを見せる四畳半といった、
奇想天外な設定になんど読んでも飽きを感じさせない作品です。
作中の占い婆の名言(迷言)です
好機はいつでもあなたの目の前にぶら下がってございます。
あなたはその好機を捉えて行動に出なくちゃいけません。
その好機がやって来たときには、漫然と同じことをしていては駄目なのですよ。思い切って、今までとはまったく違うやり方で、それを掴まえてごらんなさい。
何といっても、
作品の中の登場人物がみんな必死にそれぞれの役を演じている感じが凄いです。
真剣に怠惰であったり、
プライドを持った自由人など、
キャラが濃い。
それでいて、背景描写も細かいので、
読者には行間を与えないほどの情報量がなだれ込んで来る。
しかしながら、その膨大な情報量が押しつけがましくなく、
一気に読めてしまうのは、不思議。
アニメ化もされているので、映像で観るのも面白いです。
森見 登美彦氏の作品は京都を舞台にした作品が多く、
「森見登美彦の京都ぐるぐる案内」
も発売されています。
この本も文庫化されているので、
この本を持って京都の町をぶらぶらしながら、
妄想と現実の狭間を練り歩くのも楽しいと思います。
みなさま如何でしょうか?
ストレスの続く時期ですが
本を読んで少しでもリラックスする時間を持てたらと思います。
今後もいろんな本を紹介できたらと思います。
ではではよしなに~。
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