第186話 湊かなえ 少女

読書
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みなさん、こんにちはジュンボナペティです。

今回は久しぶりに読書の時間です

湊かなえ 少女です。

少女 (双葉文庫)
親友の自殺を目撃したことがあるという転校生の告白を、ある種の自慢のように感じた由紀は、自分なら死体ではなく、人が死ぬ瞬間を見てみたいと思った。自殺を考えたことのある敦子は、死体を見たら死を悟ることができ、強い自分になれるのではないかと考える...

この物語は2人の女子高生の視点で
描かれています。

親友ではあるけれども
お互いに何を考えているか
判らない、そもそも本当に親友なのか?
といった葛藤もあり
お互いの言い分もあり
いずれも自分を正当化して
相手の事を考えている。
もちろん、勘違いな点もあるけれども
言葉にしないので相手には伝わらない…

これは誰しもに当てはまる事ですね。
会社の上司と部下
恋人同士
親子

私はこう思っているのに
貴方はどうして…?
っていう事ありますよね。
言わなくても判って欲しい
それは、エスパーでもないので
無理ですね。

物語は
遺書から始まります。
誰かが遺書を残して自殺をした所からスタート

遺書の書き出しから物語は始まり
時間を少し戻して
物語が始まります。

ポイントは
・遺書の前に遡って物語がスタート
・2人の視点を交互に描いている

「死」をテーマに物語は進み
本編はハッピーエンドで終わったと
思わせて、最後にしっかりと「オチ」をつける。

お互い違ったきっかけで知り合った人々とのやり取りが
やがて交わり、親友二人の協力でハッピーエンドに
「終わったはずの物語がきっかけ」で最後遺書を書くことになった友達

自分で手は下してはいない
友達を自殺に追い込もうとしたわけでは無い
そして「自殺」をした友達に自殺なんかして…

「死」に興味を持ち
「死」を身近に体験したいと望んだ2人
ある意味最後はその願望を達成したのですから
ある意味2人にとってはハッピーエンドだったのではとも思います。

自分の思いも寄らぬかたちで願いが叶う
願ったらあとは潜在意識にお任せに近い感じです。
願いが叶う時って意外とそんな感じではないでしょか?
ではではよしなに~

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